iくらぶを設立しました

茨城新聞社は読者との交流を通して茨城県の文化向上や地域活性化に寄与することを目的として、「茨城新聞友の会 iくらぶ」を4月1日付けで設立しました。今後、特典内容を充実させるほか、友の会専用サイトを設けます。会費は無料です。ぜひ、ご入会ください。

創刊120周年に寄せて 地域の応援団目指す 茨城新聞社代表取締役社長 小田部卓

茨城新聞社は平成23年7月5日、創刊120周年を迎えるに当たって「地域応援宣言」をしました。全ての業務が「地域の応援団として機能しなければ、地方紙の意義はない」というもので、地域の課題に読者とともに向かい合い、解決に向けて行動していこうという宣言です。
1891(明治24)年の7月5日に第一号の茨城新聞(当時は題字「いはらき」)を発行して以来、関東大震災や1924(大正13)年の水戸の大火、1945(昭和20)年の水戸の空襲で社屋を焼失しても新聞発行を続け、紙齢を重ねて本日4万1838号を読者の皆さまに届けることができました。
自由民権運動の有志たちが「独立特行」「不偏不党」「公明正大」を宣言して創刊にこぎ着けた「いはらき」ですが、新聞紙条例違反で「発行停止」処分を受けたことも何度かありました。しかし「発行停止」以外は一度も休まず(年間10日前後の新聞休刊日は除きます)、多くの困難を乗り越えて紙面を作り、読者に届け続けてきました。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、編集センターが3日間にわたる停電の影響でコンピューターがまひし、新聞発行は絶望的状況に直面しました。しかし、予備電源と災害支援協定を締結していた下野新聞社(宇都宮市)、新聞印刷委託契約を締結している読売新聞東京本社の協力を得て、何とか紙齢を重ねることができました。
震災発生直後、避難所で配達員を激励してくれた人たち、電話、はがき、手紙で応援メッセージを寄せてくれた読者の皆さん。社員と役員が一丸となって「紙齢を絶やすな」「読者に届けろ」の合言葉のもと、不眠不休で紙面作りや輸送業務に取り組み、販売店は道路の通行止めや燃料不足など諸状況が極端に悪化する中、読者や避難所に新聞を届けました。地域から大きな力をいただいて、未曽有の大災害を乗り切ることができたと思っています。
茨城新聞社は、地域のより強力な応援団を目指します。