情報処理安全確保支援士とは

 こんにちは、情報処理安全確保支援士(登録番号:011172)の塙陽広です。今回は、情報処理安全確保支援士について書かせていただきます。

■国家資格
 情報処理安全確保支援士(登録セキュリティスペシャリスト:RISS)はサイバーセキュリティ対策に関する国家資格です。「情報処理の促進に関する法律」が2016年10月に改正され、新たな国家資格として誕生しました。略称は「登録セキスペ」となりますが、これは「登録情報セキュリティスペシャリスト」の略となります。情報処理安全確保支援士の試験は、情報セキュリティスペシャリスト試験から移行しており、登録制の情報セキュリティスペシャリストという意味になります。

■名称独占資格
 情報処理安全確保支援士は名称独占資格です。有資格者以外が名乗ることは、法律で禁止されています。

■高度試験の中でも最弱・・
情報処理推進機構(IPA)の行っている情報処理技術者試験には、難易度が設定されており、情報処理安全確保支援士試験は高度な知識・技能が必要なものとして定義されています。ほかの高度試験が年1回しか受けられないのに比べ、情報処理安全確保支援士試験は年に2度受けることが可能となっています。このため、ネタとして難易度的には高度試験最弱と言われることもあります。実際には、他のスペシャリスト区分と比べて、セキュリティに特化している分、専門分野に関しては広く理解している必要があります。

難易度は、こちらの過去問からご自身で確認してみてください。

■試験合格後も
 情報処理安全確保支援士試験に合格しただけでは、情報処理安全確保支援士にはなれません。略称に「登録」が含まれているように、情報処理安全確保支援士として登録する必要があります。申請してしばらく待つと、情報処理安全確保支援士として登録されます。登録タイミングは年2回です。

■義務など
 情報処理安全確保支援士には、セキュリティに関する学習を継続する義務があります。年に1度、オンラインでの講習を受け、合格することと、3年に一度、集合講習に参加する義務があります。令和2年現在、集合講習は新型コロナウィルスの影響で、レポートの提出という形態になっているようです。

 情報処理安全確保支援士会でも、会員同士の取り組みなどにより、知識のアップデートが図られています。

 また、法律により、業務上知り得た情報の守秘と、情報処理安全確保支援士の信用を失墜させる行為の禁止が義務として設定されています。

■つまりどういう資格
 以上のことから、情報処理安全確保支援士は、最低限こんな人です。
1)セキュリティに関する最新情報を理解できる
2)業務上知り得た情報を漏らすことはない


 情報セキュリティに関して、安心してご相談ください。