土浦市大和町の市民ギャラリーで開催中の写真展「平和への願いを込めて~戦争写真家ロバート・キャパ展」(茨城新聞社主催、土浦市・同市教委共催)の入場者数が10日、8千人を突破した。8千人目となったのはつくば市二の宮、パート従業員、鶴見嘉代さん(60)。鶴見さんには茨城新聞社から写真集などの記念品が贈られた。この日は1日で千人近い来場があり、1日当たりの来場者数は最高を記録した。同展は11日、閉幕する。

鶴見さんは夫の正さん(59)と来場。夫婦で写真が趣味という2人は以前からロバート・キャパに興味があったといい、今回実際に作品を鑑賞する機会に恵まれた。嘉代さんは「作品は映画の一こまのよう。でも現実を捉えていると思うと悲しい。カメラは(戦争ではなく)平和に向けられるものであってほしい」と夫の正さんと共に感慨を深くしていた。印象に残った作品には自転車レースのツール・ド・フランスの作品を挙げ、「歓声が聞こえるようだった」と語った。

8000人目の入場者となった鶴見嘉代さん(右)と夫の正さん=土浦市大和町